2010-09-22 Wed
【急激な温度変化への対応】お彼岸を迎え、そろそろ本格的な秋を迎えようとしています。
秋は、気温も下がり体も心もホッとする時期ですが、
一方で、夏の疲れが出やすく、体調を崩してしまう事も
少なくありません。
その中で、気をつけなければならないものの一つに
「温度差」があります。
もちろん、衣服で調整をするのですが、
そんな時に、体の「首」と名のつく場所を、
覆う事で、温度調節を手軽に出来る事があります。
[首という名称の体の場所]
●首
●手首
●足首
では、どんなものを利用すればいいでしょうか?
●首
首は、タートルネックなどの洋服を着用する事も
良いですが、例えば、ストール・マフラー・手ぬぐい
などで覆うのが手軽ですよ。
また、最近では首を温めるグッズも商品化されていますよ。
●手首
手首って、覆うだけで結構指先の冷えを軽減する事が出来ます。
私が以前うかがっていたお宅のご利用者さんで、軍手の指の部分を
切って、それをはめていらっしゃる方がいらっしゃいました。
指先までおおわれていると、家事などが出来ないと云う理由でしたよ。
●足首
足首は、レッグウオーマーを利用すると良いですね。
最近は丈の短いものや長いものなど、色々商品化されていますので、
お好みで選ぶと良いと思います。
体の「首」を温めて、上手に季節の変わり目を
乗り越えて下さいね。
2009-03-25 Wed
【介護用の靴の選び方】私たちも靴は足に合っていないと、痛くなったり、
靴ずれが出来たりと、不具合が生じますよね。
それは、介護を受ける高齢者の方にも同じことが言えます。
また、高齢者の方が履く靴は、履きやすさも考える必要があります。
例えば、マジックテープやファスナーで大きく開くように工夫
されたりするので、脱ぎ履きが簡単に行えます。
また、長時間の歩行でも疲れにくい軽量タイプや、むれにくい通気性の良い
靴を選ぶことをお勧めします。
一見すると、介護用の靴とは分からないようなデザインの靴も
販売されていますよ。
ご自分に合う靴を選んで、足元のおしゃれを楽しんでくださいね。
[靴を選ぶ際のポイント]
◎足の状態に合わせる
・むくみ
・痛みのあるところは、あるか、ないか
・麻痺があるか、ないか
◎足のサイズに合っているか
足は、ほとんどの人で左右のサイズが違います。
また、むくみのある方 や 麻痺のある方で
左右の大きさが、随分 違う事があります。
左右のサイズの差がある方は、片足販売をしている
介護ショップでの購入をお勧めします。
◎外反母趾のある方
靴の先が、細くなく、幅の広い靴を選んでくださいね。
しかし、幅が広すぎても、歩行時に靴の中の足が横にブレて、
外反母趾以外のことが考えられます。
選ぶ時は、足の甲がきちんと固定されているものを選んでください。
◎むくみ(浮腫:ふしゅ)のある方
むくみの状態は、日によって、一日の時間によって
足のサイズが変わります。
そのため、むくみのある方は、サイズの調整が出来る
やわらかい素材の、靴を選んでくださいね。
◎すり足の方
歩行時に すり足 で歩行される方は、つまずき や 転倒 などの
防止のため、つま先部分の角度が、地面より少し上がっている
靴が良いです。
〈靴の見本〉
これらの靴は、マジックテープを用いて、開口部を大きく取り
履きやすい工夫がなされています。