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デイサービスの導入と通う事を継続するために
【デイサービスの導入と

          通う事を継続するために】


この仕事をしていると、

ご家族は、デイサービスに通って欲しいものの、

本人さんは「そんな所に行きたくない!」と言う方が多いです。

ご家族が、高齢者の方にデイサービスに通ってほしい理由は、

様々ありますが、それを汲み取る事はご本には、難しいのが現実。

そこで、今日はデイサービスへの通所を拒否される方について、

書いてみたいと思います。



[ご本人と家族の気持ち]

介護を受けるご本人さんは、ヘルパーサービスは、お願いしたいと思っていても

自分が外に出て、デイサービスへ行く気持ちになる方は、

残念ながら、多くないのが現状です。

一方で、ご家族は、ご本人の日常生活で、支障が(ある事が)あるので、

出来るのならば、デイサービスへ通って欲しい気持ちがあると思います。


では、本人とご家族、それぞれの気持ちにどんな思いがあるのでしょうか?

お気持ちの例を挙げてみます。


≪ご本人の気持ち≫

 ・知らない人と接するのがイヤ

 ・行った事にない所に行くのは、なんとなくイヤ

 ・体調が悪いのになぜ、外出をしなければならないの
 
 ・行ったところで、別に何かをしたいわけではない

 ・子供だましのような所には行きたくない

 ・自分はちゃんと生活出来ているのに、なぜそんな所に行かなきゃいけない

 ・私を家から追い出したいのか?
 (特に、認知症の方で被害妄想の要素が入るケースにみられる感情)

 ・服を着替えて準備をするのが億劫
 
 ・外に出たくない

 ・そんな所に通う「プライド」が許さない(他人からの手助けは、不要)



≪ご家族の気持ち≫

 ・少しでも外に出て、他者と交流を持ったり、会話をしてきて欲しい

 ・お風呂に入ってきてほしい(自宅で入るのが難しい)

 ・主治医に勧められたため

 ・少しでも歩く力などを維持するために、リハビリをしてきてほしい

 ・自分(家族)の時間を持ちたい(介護に少し離れてリラックスしたい)

 ・人と接し、会話する事で、病気(認知症など)の進行を遅らせたい


(ここに書いた事が、お気持ち全てを表す訳ではありませんので、ご承知ください)


これらに挙げたお気持ちは、今まで介護の仕事をしてきた中で

見聞きしてきたものです。

もちろん、全ての方がこれらに当てはまる事はありませんが、

多かれ少なかれ、このようなお気持ちを持っていらっしゃいます。





[本人と家族の気持ちの溝を埋めるためにどうすべきか?]

デイサービスに行きたくないご本人と、デイサービスに通ってほしいご家族。

この相反する気持ちの両者の間に入って、

両者が「(ある程度)納得して、(気持ちの)折り合いをつける」様に

なってもらう事を手助けするのが、

ケアマネや社会福祉士などの相談援助業務者や

現場で働く介護従事者の務めであると思います。


この両者の気持ちを、具体的にどの様にくみ取って

「デイサービスに通う」と言う目標を達成すれば、良いのでしょうか?



≪気持ちよく通ってもらうための案≫

人の行動を決定するは、その場面・場面における「感情」であると思います。

瞬時にくるくると感情が変化するのも人の常。

そこで、常に思う事は、必ず「目標」や「ゴール」は、設定するものの、

「焦って、そこまで辿り着かないようにする」と言う事が大事だと思います。



手順としては…

①ご本人にデイサービスに対する率直な気持ちを聞く。

 同時に、ご家族の気持ちも聞く。



②そこで、何がネックになってデイサービスに通う事を

 嫌がられているのかを観察する。



③(ケアマネさんであれば…)
 時間(数時間・数か月など)をかけて、ゆっくりとご本人に話しをしていく。

 この話す内容は、直球の「正攻法」だけでは、なかなか気持ちが納得する事が

 難しい可能性が高いので、変化球などを織り交ぜる事が良いと思います。

 また、もちろん毎回訪問の度に話をすると

 「このケアマネはうっとおしいから、話しを聞く気にならない」と

 言う事もあるのでタイミングを計りながら、話題を持っていくことが大事です。

 また、ケアマネさんは、他のサービス提供者(訪問ヘルパーさんなど)にも

 協力してもらい、デイサービスのメリットやデメリットの話しを

 してもらう様に、お願いをする。


 ご家族には、最初からすぐにデイサービスに通う事が実現する訳ではない事を

 きちんと話して理解をしてもらっておく。

 また、もしできる事なら、ご家族も実際のデイサービス(数か所)へ

 見学に行ってもらい、どんな所だったかなど、ご本人に話しをしてもらう。



ここに書いた事は、悠長な方法かもしれませんが、

人の行動を決定する「気持ちを」いかにデイサービスに

向けてもらうかが、カギになると思います。





[通い始めたデイサービスを続けるために…]

せっかく話しをして通い始めたデイサービスでも、

イヤな事があれば、通所を断る事だって大いにあります。


そこで、デイサービスを継続するためには、

デイサービス側・ご家族・本人、そして、ケアマネの意思疎通が

大事になってきます。


特にデイサービス側には、ご本人の性格やどんな気持ちで通っているのかを

伝えておく事によって、デイサービスでのサービスの提供の仕方を

工夫してもらえる可能性だって、大いにあります。

例えば、本人はトイレは自分で行けると思っていても、

実際には、失敗が多い方ならば、トイレ誘導を耳元で行い、

決して他のサービス利用者の前では話さないや、

「リハビリですよ」などの声をかけて、トイレに誘導する方法だってあると思います。

やはり、ここだは「羞恥心への配慮」が最も必要だと思います。

また、色々な事はサービス提供者のペースで行うのではなく、

ご本人のお気持ちのペースに寄り添いながら、

周りの人はペースメーカーの先導役として、寄り添う気持ちを持って下さいね。



人は「自尊心」を傷つけられる事ほど辛い事は、ありません。

もちろん「羞恥心」も同様です。

これらのお気持ちをくれぐれも大事にして、話しを進めて下さいね。








テーマ:介護 - ジャンル:福祉・ボランティア

介護のアイディア・参考 | 11:50:32 | トラックバック(0) | コメント(1)
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2013-04-20 土 20:55:17 | | [編集]
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