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ケアウェル

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楽しく安全な食事の方法:食事の介助
【食事の介助】

私たちは、食べることって、楽しみですよね~。


だけど、高齢者の方は、必ずしも「楽しみ」では、ないんですよね。


もちろん、楽しみな方もたくさんいらっしゃいましが、

年齢と共に、食が細くなったり、身体的な理由から、食欲が低下して、

「低栄養」に陥っていらっしゃる方も、少なくないんです。


高齢者の方の食事を、安全に行う方法を考えてみましょう。



[介助までの事前チェック]

介助を行うまでに、担当する高齢者の方の情報を、チェックします。

◎既往歴
  例)・高血圧→塩分制限は、ある?なし?
    ・高血圧→グレープフルーツの摂取は、可?不可?
    ・心疾患→水分制限
                など


◎身体状態
  食べ物の飲み込みの程度
   例)普通食、ミキサー食、きざみ食 など


◎食事の自立度
  例)・自立されている…箸、スプーン、フォーク、
    ・一部介助をする…どの程度介助するか?
    ・全て介助をする


◎食事の場所
  例)・ベット上
    ・食卓


◎食事の姿勢
  例)・ベッド上…背もたれは、どこまで上げることができるか?
    ・座ることができる…車いす?食卓?


◎食事制限の有無





~ベッド上で介助を行う事を想定~
[準備物]

 ・食事前 手拭き用のタオル

 ・オーバーテーブル(参照:【介護用のベッド使用時には…】) 

 ・食事

 ・箸、スプーンなど

 ・飲み物(お茶など) 

 ・エプロン

 ・台ふきん

 ・その他 必要に応じて準備






[大切なこと]

お食事は、麻痺や箸の上げ下ろしが、思うように出来ない方なども、

ご自分で召し上がる方が、絶対においしいのです!

ですので、できる限りご自分でできることは、していただきましょう。



特に、ホームヘルパーさんにお願いです!

ヘルパーさんの大原則は

「利用者様が、出来ない事をお手伝いする」と、いうのがお仕事です。

利用者さんが、出来ることをやっていただくのも、

ヘルパーさんの大切なお仕事ですし、食事を摂る動作は、

日常生活上のリハビリにもなります。

手を出さず、見守る事も大切なお仕事です。

(私もついつい、すぐ手を出して介助してしまうんですよね…反省)





[手 順]

①声をかけ、今から食事を摂っていただく事を伝える



②ベッドの 背もたれ と 足元 を上げる

 この時、高齢者の方の身体状態を見ながら「背もたれ」を上げる。

 また、背もたれだけを上げると、お尻がずり下がり、

 床ずれを作る可能性が出るので、足元も様子を見ながら上げる。



③手を拭き、エプロンなどをつける



④一口水分(お茶など)を召し上がってもらう

 水分を一口召し上がる事で、喉を潤し、唾液の分泌を促し、

 そして、喉の反射に刺激を与えます。



⑤箸などを持っていただき、食事を召し上がっていただく

 麻痺などがある方の、介助にあたる時は、

 「麻痺のある側」に、ヘルパーさんが、いるようにしてくださいね。



⑥食事のペースなどを見て、召し上がっていないようなものがあれば、

 声をかけて召し上がっていただく


 ・あまり好まれないものは、箸をつけられない事もあります。

 ・目の状態(半側空間無視など)によっては、食器が視界に入らない場合

  もありますので、食器を動かすなどをして、配慮しましょう。



⑦食事が終わったら、最後に一口お茶など水分を摂っていただく



⑧後片付け



⑨必要に応じて服薬の手伝い
 《ホームヘルパーさんへの注意》
  服薬介助は、医療行為にあたります。
  指示もなく、ヘルパーさんの判断で、服薬は行わないでくださいね。
  服薬のお手伝いをする場合は、必ず事務所の指示がありますし、
  指示がなく、利用者さんからの依頼があった場合は、
  すぐにお手伝いをするのではなく、
  所属しているヘルパーステーションで確認してから、服薬のお手伝いをしてください。


[注 意]

・食事前に、むせ込みや、食べ物がのどに詰まらない様な姿勢を取って頂く。

 座ることが出来ない方は、背中にクッションなどをあてる。



・食事中にむせ込みなどがないか、注意をする。

 むせ込まれた時は、背中をさすって様子を観察して下さい。



・食事中、万が一むせ込まれた時は、すばやく

 喉に詰まっているものを、取り除くよう(異物除去)にしてください。

 取り除く方法として、「背部叩打法※1」や「ハイムリック法※2」などがあります。


※1)背部叩打法(はいぶこうだほう)
 肩甲骨(けんこうこつ)の間を、強く数回叩いて、気管内の異物を取り除く方法。
 成人や高齢者では椅子の背もたれを利用したり、子どもでは介護者の
 大腿や膝を利用するなどして「前屈姿勢」をとらせ、行います。

※2)ハイムリック法
 喉に詰まらせた人を、後ろから抱きかかる。
 そして、片手で握りこぶしを作り、みぞおちに当てます。
 そのこぶしを片方の手で握り、胃のあたりを下から上に向かって
 圧迫するように押し上げます。
 ハイムリック法は、意識のない人や、妊婦、乳児に対しては行ってはいけません。


※1・2)は、最寄りの消防署などで「応急手当講習」で、勉強する事が出来ます。
 また、その講習では、心肺蘇生法なども、学ぶことが出来ます。
 ご参考に、同ブログ【緊急時の対応:心肺蘇生法】を、ご覧ください。


・食事量や、食事にかかる時間、どんなもので、むせ込みなどがあるかを観察する。


・逆流などを防ぐために、食後「約30分」は、座っている姿勢を保ってもらいます。


・食事は「楽しみの時間」として、適度な会話をしながら、お食事を摂って頂いて下さい。

 しかし、口の中にものが入っている時は、話しかけないでくださいね。







テーマ:介護 - ジャンル:福祉・ボランティア

食事 | 00:12:36 | トラックバック(0) | コメント(4)
コメント
ケアウェルさん、はじめまして。

コメント有り難う御座います!

ちょくちょく訪問させて頂きます。
2009-03-26 木 23:06:27 | URL | けいちゅう [編集]
すごーい。
基礎の基礎、でもとても大事なこと!
勉強になりまーす。

今日、胃カメラ飲んで車椅子に乗って、ちょっと利用者さんの気持ちがわかりました。
車椅子で一日過ごす利用者さんもいらっしゃいますが、移動の為の車椅子なわけで、それで食事を提供するというもおかしな話ですよね。
ずっこけ座りで食事介助されてむせてしまうのは、明らかに介助側の不勉強だと思います。
口が麻痺している気持ち悪さもわかりました。

胃カメラ、もうあまりやりたくないな・・・・。
2009-03-27 金 00:20:35 | URL | JUNKO [編集]
Re: タイトルなし
けいちゅうさんへ

訪問&コメントありがとうございました。

こちらも、訪問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

リンクをはらせていただきました。
こちらも、よろしくお願いします。
2009-03-27 金 11:53:16 | URL | ケアウェル [編集]
Re: すごーい。
JUNKO さんへ
訪問&コメントありがとうございます。
基礎ってついつい忘れがちになってしまって…
自分への復習の意味も込めて、書いているんですv-356

体調不良で車いすなどに乗るって、なかなか私達にはないですよね。
利用者さんの気持ちは、こんな時にしか、なかなか知りえないので、
良い経験と言えばそうですが…

でも、私も胃カメラはのみたくないです。

健康第一♪で、お互い仕事に励みましょうね!
2009-03-27 金 11:57:45 | URL | ケアウェル [編集]
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