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2011-11-23 Wed
【寒い時の入浴時の工夫】冬が本番に近づき、入浴のケアを行う時の温度変化などに
気を配る時期になってきました。
今回は、私がヘルパーの頃に入浴ケアで行っていた事を、
書いてみたいと思います。
[血圧の急上昇を抑えるために…]
急な温度変化は、血圧を急上昇させる危険性があります。
特に温かい所から、寒い所への移動で、血圧が上がる事は
高齢者の方にとって、大きなリスクになります。
そして、何と言っても、入浴前の脱衣所が一番寒いですよね。
そんな時は、訪問先のご家庭に有るのであれば、
小さな温風機や暖房器具で、脱衣所を温める事をお勧めします。
また、そのような物がないのであれば、浴室と脱衣室の戸を開けて、
風呂の蓋を開けて、湯気を脱衣室まで入れます。
それだけで温まらない場合は、シャワーから湯を流し、
その湯を浴槽の中に入れ、湯気を立たせるようにします。
そうする事で、浴室と脱衣所の温度差はなくなります。
しかし、ここで注意は、湯気で滑りやすくなったり、曇って
辺りが見えにくくなりますので、転倒に注意が必要です。
[湯温は最初の設定は低めに]
冬場は、熱いお湯につかりたいと思う方は、多いはずです。
しかし、最初に高い湯温で浸かると、低い外気温との差で
血圧が急上昇します。
また、体が冷えているために、普段入っている温度よりも、
熱く感じてしまいます。
そこで、最初に浸かる湯温は、普段入っている温度よりも
低めに設定ます。
そして、頭や体を洗っている間に、浴室内の温度に体が慣れてくるので、
最後に湯船につかる時に、湯温を少し上げて浸かります。
最初は、39~40℃で、あがる直前に41℃程度にしましょう。
[入浴中の足浴]
お風呂の入り方の習慣は、人によって様々ですが、
冬場は先ず湯船につかり、体を温めてから、体や頭を洗う方が多いはずです。
しかし、一度湯船につかった後でも、
体が完全に温まると言う訳では、ないと思います。
そんな時、例えば頭を洗っている時に、利用者さんに足浴を
して差し上げ、足元を温める工夫をしました。
そうする事で、足元の血流が良くなって、体が温まるだけでなく、
指の間にたまっている汚れをふやかし、洗い易くもなります。
[入浴後の着衣の工夫]
お風呂上りに着用する、下着や衣類を畳んだまま置いて
準備するヘルパーさんが多いと思います。
ですが、入浴後体を拭いてすぐに服を着用するための工夫が必要です。
その工夫としては次のような例が挙げられます。
1、使用(着用)する順番に衣類などを置く
(上から順に)
上:①浴用タオルまたはバスタオル
②下着(パンツ類)
③肌着
④セーターなどの上着
下:⑤ズボン
2、畳んだまま置かない
お風呂からあがってすぐに着用しやすいように、
セットをします。
それは、全ての物を開けてセットし、手に取ったらすぐに
使える状態にしておきます。
3、介護者のすぐ手の届くところにセットする
1,2の様にセットしても、介護者の手の届かない所においたのでは、
意味がありません。
ですので、介護者は、利用者さんの方向を向きながら、
振り返らなくても、手を伸ばしただけで、
セットしたものが、すぐに摂れる場所に置きます。
[入浴後の水分摂取]
冬場でも、入浴後は水分を摂取してもらうようにします。
そんな時は、冷たいものを差し上げるのではなく、
出来れば少し温かめ(人肌程度~ぬるめ)の物を
召し上がっていただく様にします。
これは、せっかく温まった体を、冷やさないようにするためです。
2011-11-20 Sun
【2012年 ケアマネの必需品「手帳」】11月も後半にさしかかり、翌年に向けて新しい手帳を探す時期になってきましたね。
ケアマネの仕事の中で、スケジュール管理は本当に大事だと思います。
利用者さんの訪問から、介護保険の更新手続き、担当者会議、
ショートステイの申し込み、その他の打ち合わせ等など…
1カ月のスケジュールを上手くやりくりしなければ、業務が滞ってしまいます。
(月末は、パソコンに向かって「書類作成にらめっこ」が多くなりますよね)
ケアマネのスケジュール管理の大切さを、改めて痛感します。
今回ご紹介した手帳が、万能!と言う訳ではありませんが、
介護保険の申請から、その他の情報が織り込まれ、それぞれに特徴があり、
ちょっと便利に使えるのではないかと思います。
どうぞ皆さん、ご自分に合う手帳を見つけて、業務に役立てて下さいね。
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