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2011-03-13 Sun
【災害時の高齢者介護の工夫】今回のいたましい大地震、本当に心苦しいです。
そして、被災地での施設・在宅のケアをされている
ケアスタッフの皆様、本当にお疲れ様です。
私自身も、阪神淡路大震災で経験しましたが、
被災地では、ライフラインの復旧がしばらくかかったり、
精神的に不安定になってしまいます。
そんな時に、少しでも役立ちそうな事を考えてみましたので、
書き挙げてみますね。
1、ポータブルトイレ
ポータブルトイレの、排泄物をためるバケツ部分(以下バケツ)を
洗い流す事が出来ないですので、そのバケツに出来るだけ大きめの
ゴミ袋をセットし、その中に新聞紙を入れます。
排泄のたびに、新聞紙を入れることで水分を新聞紙が吸い取り、
そのままゴミとして処分できます。
もし、ペットなどのトイレシーツがあると、新聞紙の代わりに入れると、
より効果的です。
2、寒さ対策
今なお寒さが続きますので、その場にあるものでの寒さ凌ぎとしては、
①タオルを首に巻く
②腹巻になりそうな布類を腹部に巻きつける
③寒さは床から上がってきますので、もし、床に布団を敷く場合は
敷布団を厚めにしてください。
④帽子がある場合はかぶる。
帽子は、上から物が落ちてきて、もし、当たったとしても
衝撃を多少吸収しますので、安全も同時に図ります。
3、体温の温かさを感じる(特に施設)
被災すると誰もが心細く、ストレスをためてしまいます。
そんな時、高齢者同士、手をつなぐことで少し安心する事が出来ます。
それは、人の手の温かさが伝わるからです。
本当は、ケアスタッフの方と高齢者の方とが
手をつなぐのが良いと思いますが、
ケアスタッフの方は忙しいと思いますので、
ご利用者さん同士で構いませんので、手をつないで頂く事をお勧めします。
思い当たる事を、少し書きましたが、
これが、どれだけお役に立つか分かりませんが、
どうぞ、ケアスタッフの方も時々深呼吸をして
ケアにあたってください。
皆様の安全を、心よりお祈りいたしております。
2011-03-12 Sat
【ケアマネージャー必読:厚労省通知vol,176 「24 時間地域巡回型
訪問サービスのあり方検討会」報告書の公表】
24時間地域巡回型訪問サービスの基本コンセプトが厚生労働省より
公表されました。
平成24年度の介護保険改正に向けて、色々検討されていますので、
その経過をきちんと把握する必要がありますので、
一読下さいね。
[24時間地域巡回型訪問サービスの基本コンセプト]
①一日複数回の定期訪問と継続的アセスメントを前提としたサービス
一日複数回の定期訪問によるサービス提供を行い、
在宅生活を包括的に支えるとともに、利用者の心身の状況につい
て介護・看護の視点から継続的にアセスメントを行う。
②短時間ケア等、時間に制約されない柔軟なサービス提供
継続的なアセスメントに基づき、施設におけるケアと同様、
利用者の心身の状況に応じて、提供時間の長さやタイミングを
柔軟に変更しながら必要なサービスを提供する。
③「随時の対応」を加えた「安心」サービス
一日複数回の定期訪問に加え、利用者からのコールを受けた場合に、
利用者の心身の状況等を踏まえコール内容を総合的かつ的確に判断し、
必要な対応を行うことにより在宅生活の安心感を提供する。
④24時間の対応
日中帯を中心に定期訪問サービス提供を行い、
起床から就寝までの在宅生活を包括的に支えるとともに、
発生頻度は少ないながらも確実に存在する深夜帯のニーズに対応するため、
24時間の対応体制を確保する。
⑤介護サービスと看護サービスの一体的提供
在宅生活を包括的かつ継続的に支える観点から、
利用者の看護ニーズに対応するため、介護・看護サービスを一体的に提供する。
*上記文章は、
「Vol.176 平成23年2月25日
厚生労働省老健局振興課」より抜粋
詳しくは、http://www.care-mane.com/pdf/feature/q&a/vol176.pdf
をご覧くださいね。
なお、これらの文章はまだ決定事項ではありませんので、ご注意ください。