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2009-01-26 Mon
【上半身を拭く】※体を拭く事を「清拭(せいしき)」と言います。
体を拭いてもらって、一番気持ちのいいところは、
「背中」です。
背中を拭いてもらうのを、
楽しみにされている方は、多いですよ

[方法]
※温かいタオルでふいたあとは、
すべて乾いたタオルで湿気を拭きとってください。
(二度拭き) これは、風邪予防です。
1)手
・手首から指先にかけては、
一度温かいタオルを手に巻き、少し温めます。
・温めたのち、細かいところまで気を配りながら、拭きます。
特に…
・爪
・指の間
・手首
2)手首→ひじ(片方ずつ行う)
・肘の内側(関節)を少し温めます。
(関節を温めることによって、肘の動きがスムーズになります)
・腕の外側を「手首→肘」に向かって拭きます
(末梢から中枢へ向かって、一歩通行で!)
・腕の内側を同様に拭く
3)肘→肩
・脇の下に温めたタオルを当てて、体を温める
・「肘→肩」の一方通行で拭いて行く
この時も、外側を拭いてから、
内側を拭くようにしてくださいね。
また、肩などは注射の後などがある場合があるので
気をつけましょう。
4)胸側
※胸部はデリケートですので、やさしく拭いて下さいね。
・胸の上は、円を描くように拭く
・腹部は、腸壁に沿って拭きます
(おへそから「の」の字を書くように拭く)
5)背中
※背中は「床ずれ(褥瘡)」がないか
細部まで、観察してくださいね。
もし、床ずれを発見したら、ご家族や医療職の方へと
連絡をしてくださいね。
・背骨を中心に「内側→外側(背骨から脇側)」へと
向かって拭いて行きます。
◎多くのお年寄りが、「肩甲骨」「脇腹」「背骨の上」
が痒いとおっしゃいます。
また、背中の「痒み」は、季節によって感じが方違うようです。
夏:汗でムズムズ痒い
冬:乾燥でイライラする痒み
体を拭くときの、準備物やポイントは
(同ブログの)
【体を拭く準備物と順番】
や
【体を拭く時のポイント】
を参照してくださいね

2009-01-25 Sun
【おしりを洗う時の石鹸】おむつ交換の際、お湯でお尻を洗うことが多いですよね。
その際に石鹸を
「使用する?」or「使用しない?」
在宅のヘルパーとしての答えは…
「使用しない」でいいです。
在宅で、おむつを使っている人が、
おむつ交換の度に、石鹸を使っていると、
洗いすぎで「肌荒れ」を起こす可能性があるからです。
(綺麗にしすぎってやつですよ。)
きれいにしすぎは、
体の油分を必要以上に取ってしまうことなんです。
もし、油分を取りりすぎてしまうと…
皮膚がカサカサして
↓
痒くなって
↓
肌が荒れて
↓
(陰部だと)床ずれ(褥瘡)を、引き起こすことだって考えられます。
お湯で流すだけで、便の汚れは落ちます。
石鹸の使用は、入浴の際に使用するだけで十分ですよ
