2012-04-27 Fri
【質問をするには、まず話しをしてもらってから】
介護の仕事に就いていると、初めてお目にかかる高齢者の方が
たくさんいらっしゃいます。
例えば、介護保険の認定調査や訪問介護サービス、
初めて施設へ入所者される方などなど…
その初めて会った際のアプローチの仕方で、その後の
高齢者の方の態度が大きく変わると言う事を最近痛感します。
先日も認定調査に伺った、80代男性の方のエピソードですが…
その方は、アパートに一人暮らしで、腰痛や内部疾患などがあり、
自宅内をやっと動く事が出来る方でした。
そして眉間にしわを寄せ、一見癖のあるような方でした。
しかしながら、お口の方は滑らかで…
訪問して開口一番「ワシは、人間嫌いで話しをするのが嫌い。だから何の調査か
分からんけども、10分で終わらせてくれ」とのこと。
もちろん、訪問前に調査目的や調査にかかる時間などを
説明してから訪問日の約束を取りつけます。
その開口一番を伺って…正直、私は「どうしようかな…」と困ってしまいました。
しかし、その言葉を言われた直後に…
ご自分の(戦争中の)生い立ちから、今までにしてきた仕事など
次から次へ出てくるではありませんか!
その話何と20分。その間もちろん、私も調査に必要な質問を挟みますが、
その質問は、どこ吹く風。(通常1件の認定調査の時間は、30〜40分で終了)
そして、私も腹を決めて「もう、言いたい事を最初に全部話してもらおう!」
と思って、話しを聞きました。そこからまた数十分。
ひとしきり話された頃を見計らって、私が調査に必要な質問をし始めると、
今度は、なんと!すんなり質問対して、一問一答で回答をしてくださいます。
このエピソードの教訓として、やはり、自分が質問をしたい時には、
まず相手の話したい事を、ひとしきり話をしてもらってからする方が
スムーズに行くと言う事を身を持って経験しました。
もちろん、この時は若干時間の余裕があったから、話しを聞く事が出来たのですが…。
どうしても、認定調査の際は調査員の質問したい事を機関銃のごとく質問をしますから、
高齢者の方は話したい事があっても、話しをする事が出来ない場合もあります。
また、独居(一人暮らし)でかつ、あまり外出をしない方は、
日頃から話しをする相手が、少ない方が多いです。
私達もそうですが、何かあったら家族やご近所の人に話をして
自分の中の気持ちを、整理したりストレス解消をしたりしますよね。
話しはそれましたが、私が今回の記事で言いたいのは、
こちらに必要な情報を言ってもらう為には、一方的に話しを始めるのではなく、
相手に話しをしてもらってからする方が、お互い(短時間であっても)理解をし、
「ホンネ」を語ってもらえると言う事です。
やらなければならない仕事は山積みですが、ですが、5分でも良いですから、
話したい事を先に話してもらう事で、今後の仕事がはかどるならば、その5分は、
決して無駄な5分ではないと私は思います。
2012-03-21 Wed
【認定調査員としてのお仕事】ケアマネージャーの仕事の一つに「認定調査員」と言うものがあります。
このお仕事は、介護保険を申請された方のお宅を訪問して、
その方の身体・精神的など調査項目に沿って調査を行うものです。
このお仕事をしていて、いつも思うのが…
公平にその方を判断することの難しさです。
調査項目は、もちろんきちんと決まっていて、それに沿って調査を行うのですが、
訪問当日の調子によって、体調が大きく変化する人は、
どの時点を記録として残すのかの
判断が非常に難しいです。
公平な目で見るためにも、様々な人のお宅に伺って、きちんと公平な目で見る
判断力が必要だと思います。
後、ちょっとした不安と言うか、泣き言ですが…
どのお宅も初めて伺うので、間違わずに行く事が出来るか…と、いつも緊張します。
基本的に自転車での移動なので、雨の日は地図を途中で見られないので、
本当にドキドキです。
どんなに調べて行っても、地の利のない所はホントに厳しいです。
今回は、認定調査員の気持ちを吐露してしまいました。
しかし、明日も調査が入っているので、頑張って伺ってきます!
当ブログにて「認定調査」に関する内容を記している記事がありますので、
認定調査の内容については、こちらをご覧くださいね。
介護保険の申請:訪問調査(認定調査)とは?





